【世界陸上】女子２０キロ競歩で大利２６位、渕瀬は２９位

　◆陸上　世界選手権第４日（１３日、モスクワ）　女子２０キロ競歩で日本選手権３連覇中の大利久美（富士通）は１時間３２分４４秒の２６位、日本記録保持者の渕瀬真寿美（大塚製薬）は１時間３３分１３秒で２９位だった。ロンドン五輪金メダルのエレーナ・ラシュマノワ（ロシア）が１時間２７分８秒で優勝した。

　男子５０００メートル予選で佐藤悠基（日清食品グループ）は１３分３７秒０７の２組１１着で落選した。

　男子４００メートル障害準決勝で岸本鷹幸（富士通）はハードルを適正に越えなかったとして失格となった。

　大利久美「（最後の世界大会が）情けない形になってしまった。２日前に体調を崩し、スタートラインに立てればと思っていた。入賞で締めたかったがという思いが心の奥底にはある。世界でいろんな経験ができて光栄だった」

　佐藤悠基「１万メートルで棄権した分、何とか結果をと思ったが、全然駄目だった。国内では満足してしまって、甘えているところがあると思う。基本的なレベルアップを図らないと」

　渕瀬真寿美「全然駄目だった。タイムにこだわる練習ばかりして、基礎トレーニングができていなかった。まだまだ甘いなと思う」