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「専門家として社会的に保証」/公益社団移行でJIA芦原会長

 日本建築家協会(JIA)の芦原太郎会長は3月29日に会見し、4月1日付でJIAが公益社団人に移行するに当たり定款改正したことなどを説明した。芦原会長は「新定款では、これまでの公益寄与に加え公益保護を目的の中に明記した。倫理規定の順守や入会資格の整理などにより、JIA会員なら専門家として任せても大丈夫ということを社会的に保証するのが公益保護」とした。
 会員制度の変更では、正会員の条件を登録建築家と合わせて1級建築士資格取得後5年としたほか、準会員制度などを創設。準会員の中には、裾野を広げるためジュニアと学生の会員制度を設けた。芦原会長は「会員制度をしっかりさせることを通して世のため人のために頑張りたい」と強調する。また、「ジュニア会員と学生会員は正会員予備軍として研さんを積み、正会員を目指してもらう」とするとともに、「平均年齢が高齢化している正会員の若返りと会員増強を図りたい。当面、何とか5000人を目指したい」との目標を掲げた。
 公益寄与では、「地域に根差して地域に貢献する。東日本大震災では、地域コミュニティーが見える中で復興に貢献しているが、これは被災地以外の地域でも同じ」との考えを強調。JIA各賞の応募条件を1級建築に拡大したことも公益寄与の一つだ。
 新定款に基づく会員制度は4月1日以降の入会会員に適用、これまでの正会員はそのまま正会員に移行する。
[ 2013-04-02  1面]

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