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第2話
『特命係復活』 (2003年10月15日放送) |
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右京(水谷豊)と薫(寺脇康文)の追及に犯行を自供したひとみ(須藤理彩)が、直後に服毒自殺を図った。幸い一命を取り留めたが、勝手な捜査でひとみを追い詰めたと判断された右京らは処分が下るまで謹慎するよう命じられる。「謹慎か…」。さすがの薫も肩を落とすが、なぜか右京は闘志満々。「売られた喧嘩は買います、そして必ず勝ちます」。右京は命令を無視し、ひとみにお詫びと言いながら花束を手渡す。しかしそれは新たなる宣戦布告だった…。
改めてひとみの周辺を調べた右京らは、ひとみの母親が7年前に病死していたことをつかむ。ひとみの父も愛妻家だったらしく家族関係は良好だったようだが、なぜかひとみの部屋にはひとみと父親の写真しかなかった。愛妻家の父が亡き妻の写真を飾らないわけがない。どうやらひとみはファザコンで母親にヤキモチを焼いていたらしい。
ひとみの母の墓が荒れ放題になっていることがわかった。右京らはひとみと会い、母親の写真を飾らないわけなどを単刀直入に質問。「母とあたしはうまくいっていました!」。珍しくひとみが語気を荒げたそのとき、ひとみの通報を受けてやってきた伊丹(川原和久)に連れ出されてしまう。いよいよクビも覚悟しなくては…。さすがに観念する薫だったが、後戻りはできないと捜査を続ける右京にとことん付き合う決意をする。
なぜひとみの母親の墓が荒れ放題なのか?母に嫉妬していたひとみはともかく、愛妻家だった父親が墓参りを欠かすはずがない…、しかもひとみはつい最近まで父は日本にいた、と言っていた…。さらに母の写真を飾らないひとみを、父は許すのだろうか…。右京はそれらの疑問から、ひとみの父親の存在そのものを疑い始める。
そして、ひとみの父・小暮慶介の周辺を調べ始めた右京と薫。背に腹は変えられぬと薫は生活案全部の角田課長(山西惇)に慶介の渡航履歴を聞き出す。ひとみは「父親は海外に出掛けている」と言っていたが、平成十年のブラジルからの帰国以来、慶介の渡航記録はなかった。さらに慶介が教鞭を執っていた大学の総務課で既に慶介が大学を退職している事実が判明。慶介の存在そのものが怪しくなっていく…。
右京と薫は懲りずにひとみの家を訪ねる。さすがに怒り心頭のひとみだったが、右京は構わず今回の事件の犯人は父親・慶介なのではないかとひとみに追求する。「違う!」と動揺するひとみ。
そして翌日ひとみが自宅に帰ると、なんと玄関先に慶介の靴が脱いである。さらにリビングには旅行鞄とジャケットがある。そしてサッと逃げる男の人影…。「パパなの…?」父親の幻覚まで見え出したひとみは慶介とツーショット写真を撮った別荘へと行く。そして地下にあるワイン貯蔵庫へ向かう。「パパ…」と小さく言い、ひとみは貯蔵庫の中にある安楽椅子に近づいた。そこには男が座っていたが、その男はなんと着衣のままミイラ化した慶介だった!
そこに右京と薫があらわれた。「…なるほど。これではお父様の存在が希薄な筈ですね。」と右京が言う。そしてひとみはついに父親への想いを語り出す。ひとみは父親を想うあまり、父親を毒殺させてしまった。さらに付き合っていた男はすべて父親ではなく、偽者だったから殺したとも…。しかし慶介の定期入れに、幼いひとみを慶介が抱き、母親が寄り添っている写真が挟んであったことを知ると、ひとみは涙を流す…。
事件は一件落着した。そして特命係の入口の壁には新たな『特命係』のプレートが貼られる。「やはりここが一番落ち着きますねえ」と言いながら椅子に座る右京。薫は「特命係が落ち着くなんて、どうかしてンじゃありませんか?」とあきれ顔。そんな時、薫の携帯にかおりから連絡が入る。なんと浅倉が脱走したという。しかも断崖絶壁から投身自殺をしたところも目撃されたらしい。しかし遺体は上がってこない。特命係に以前の風景が戻ってきた途端、謎めいた浅倉の末路。浅倉は本当に死んでしまったのだろうか、それとも…。(つづく)
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東亜薬科大学 大学院生
小暮ひとみ / 須藤理彩 |
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特命係プレート
警視庁総務課が製作した以前のプレートとは
違う新品のもの。黒地に白文字のシンプルな
デザイン。 |
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