【月刊正論】自滅する韓国 「忘恩の徒」による終わりなき反日 (2/4ページ)

2013.08.14

 韓国人あるいは韓国の政治家の異常な行動の基盤になっているのは、基本的には劣等感である。すなわち、世界最長の皇統を頂く隣国「日本」に対する「羨ましい!」「妬ましい!」という思いこそが、彼らを反日へと突き動かすパワーなのだ。

 我々日本人は、特に他国への劣等感を持たないため、「歴史認識が重要だ」などと内政干渉まがいの要請を突きつけたりはしない。理由は、我が日本国が世界に誇るべき「歴史」を持っており、国民が他国の歴史認識など気にしないためだ。

 それに対し、韓国、北朝鮮の歴史は、屈辱の積み重ねである。具体的には、お隣の大国「中華帝国」の属国としての立場を強制され、毎年、美女を含む貢物を皇帝に献上しなければならなかった。そんな時代が、1000年以上も続いたわけである。

 李王朝時代、朝鮮国の国王は、漢城の西に建てられた「迎恩門」において、中華帝国皇帝からの使者を三跪九叩頭の礼をもって出迎えなければならなかった。日清戦争に日本が勝利し、下関条約により朝鮮国は大清帝国からの独立を果たした。すなわち、屈辱的な中華帝国の属国という立場から、日本が救いだしてくれたというのが「史実」なのである。清国のくびきを(日本のおかげで)逃れた李氏朝鮮の人々は、迎恩門を叩き壊し、同じ場所に「独立門」を建てた。とはいえ、小中華意識が強い韓国人にとっては、「日本に独立させてもらった」という事実もまた、屈辱の歴史なのである。というわけで、迎恩門も下関条約も、現在の韓国の歴史の教科書には載っていない。

 

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