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猛暑の1週間 記録次々に更新
8月17日 18時50分

この1週間は、ほぼ全国的に平年より気温が高くなり、これまでの記録が次々と更新される猛烈な暑さが続きました。

国内最高気温の記録更新

気象庁の観測によりますと、この夏は、これまでに先月前半と、今月前半に2度、暑さのピークがあり、ほぼ全国的に気温が平年を大きく上回りました。
全国927か所の気温の観測点のうち、先月1日から17日までに、111か所で統計を取り始めてから最も高い気温を観測しました。このうち半数余りに当たる63か所の記録は、今月11日から17日までのこの1週間に集中しています。
今月12日には高知県の四万十市西土佐で気温が41度ちょうどに達し、6年前の平成19年に埼玉県熊谷市などで観測された40度9分を上回り、国内の最も高い気温の記録が更新されました。
四万十市西土佐では、この日を含めて4日連続で気温が40度以上となりました。
気温が35度以上の猛暑日となった観測点は、今月7日から17日まで11日連続で100か所以上となり、観測点の数が現在とほぼ同じになった平成15年以降では最も長い記録となっています。

夜間も気温が下がりにくく

また、連日の暑さで夜間も気温が下がりにくくなり、先月1日から16日までに68か所で、これまでで最も高い最低気温を観測しました。
東京の都心では今月11日の最低気温が30度4分と、138年前の明治8年に統計を取り始めて以降、最も高い最低気温となりました。
さらに、各地で夜間の気温が25度を下回らない「熱帯夜」が続き、東京の都心では今月4日から17日朝まで14日連続、広島市では先月29日から17日朝まで20日連続、鹿児島市では先月3日から17日朝まで46日、続いています。
気象庁の長期予報によりますと、これから今月末ごろにかけても、気温は東日本と西日本を中心に平年よりかなり高いと予想され、厳しい残暑が続く見込みです。

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