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水陸両用部隊の準備経費要求
8月17日 4時31分

水陸両用部隊の準備経費要求
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防衛省は、南西諸島など離島の防衛を強化するため、アメリカ海兵隊のような水陸両用車を装備する新たな部隊を編成する方針を固め、来年度予算案の概算要求に、その準備にあたる部隊の発足に必要な経費を盛り込むことを決めました。

防衛省は、先月まとめた「防衛計画の大綱」の見直しに向けた中間報告で、南西諸島など離島の防衛を強化するため、アメリカ海兵隊のような上陸作戦を行う能力の確保が必要だと強調し、来年度予算案の概算要求にどのように反映させるか検討を進めてきました。
その結果、離島防衛を担っている陸上自衛隊の西部方面隊に新たな部隊を編成し、アメリカ海兵隊などが保有し沖合いに展開した艦船から、兵士を乗せて海岸に上陸する機能を持つ水陸両用車「AAV7」を装備する方針を固めました。そして、来年度はその準備にあたる部隊を発足させることとし、当面、「AAV7」6両の体制を目指して概算要求に必要な経費を盛り込むことを決めました。
一方、▽高度な機能を持つ無人偵察機や▽アメリカ軍の新型輸送機オスプレイについては、導入に向けた調査費を引き続き要求するとしています。
防衛省の概算要求の総額は、円安の影響で輸入している装備品の価格が上昇していることなどから今年度予算より1300億円余り多い、およそ4兆8900億円となる見込みです。

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