いや、ちょっくらお盆に日本に帰ってたんですよ。でもってこの季節、日本はコミケっすよね。
ところで、タイの同人事情ってどうなん?「最近どうなん?」「・・・・・・・」ってのは置いておいて、タイにはタイの同人誌がありんす。
その前に、現在のタイの同人誌即売会の規模を見ると・・・
そう、これって30年前位の日本の同人誌即売会と同じ規模。
ただ単純に比較できないのが、これ各ブースの大きさを見てもらえればわかるように、それなりに規模を持ったところばかりという事。タイだと同人も公式も割と区別ないんで、こういったイベントで同人Tと同列で公式のDVDが売られたりする構図があります。まあ、日本でいう所の企業ブース中心とも言えるかもしれませんね。これは日本が草の根から文化が育ったのに対してタイだとある程度パッケージ出来ているのを輸入しているからなのかもしれません。こういった点から言うと、日本の同人に近い台湾とはまた違う土壌が出来ているとも言えるかもしれません。
ところで肝心の同人誌ですが、基本タイは得ろ同人はありません。何で?そりゃ逮捕されるからよ。かつてタイに有ったメイド喫茶は、得ろ漫画閲覧出来たがために摘発廃店になっていました
Japanese "maid cafe" appear in Thailand - YouTube
http://unkar.org/r/news/1190037670
さて、そんな状況下の同人誌となると、日本のHENTAIとは程遠いKENZENなものになるわけです。
これがタイの同人誌です。ちなみに、右開きと左開き混在していて面白いです。
内容ですが
日本の北斗パロとかしっかり取り入れていてなかなか日本の同人文化を消化出来ていて面白いですね。
また、日本の北斗パロにある
唐突な萌え絵挿入とかまでしっかり研究しており、侮れません
基本がタイ語なのは当然ですが、演出としてあちこちに日本語があるのも面白い点。
そして
こういった萌えの王道はしっかりとタイでも通じるのがわかります。
律ちゃんに厳しい風潮とかもしっかりとキャッチアップ
タイでもやはりファッキューQBなのは共通とかを認識できます。
また
こういったブラックな演出もしっかりとこなしています。単純に上澄みだけではないのがタイの同人文化だとわかりますね。
さて、タイでは大正義の初音ミクですが
タイでもネギ娘なのは変わりないですね。
そしてタイでは厳しい得ろの表現ですが、このミク同人ではその限界に挑んでくれています。
たかがパンモロかもしれませんが、これがタイで出来る精一杯の得ろ表現。タイのミクファンはこれで四股れます。やはり制約が想像力を掻きたてるってはっきりわかんだね。
PS.最近喫煙表現が話題を呼んでいますが、たばこのパッケージに肺がん写真モロを乗せるタイでも
マミさんは余裕でヤニってますね。