ここでは私が使っている効果音作成ソフトを紹介します。
■KanaWave
これは、「どかーん」とか「ぴー」とか、文字を入力するだけで効果音を作成できるツールです。
言葉で指定するというのは、非常に直感的でイメージしやすいので、素晴らしいツールですね。ただ、使いやすい分、自由度が低いので、何回か使ってみると、どうしても似たような音になっちゃいます。そうしたら「SWave」を使ってみるといいと思います。
■SWave
波形を入力して効果音を作成するソフトです。
波形の仕組みや、音程などのパラメータ指定など、いくつか理解しないと、何がなんだか分かりませんが、それだけ自由度が高いので、自分だけの音を作りたい人に是非ともオススメします。
ちなみに、こちらにSWaveの使い方をまとめています
■SoundEngine
これは効果音作成ソフトではありませんが、音の調整に使います。
例えば、音量を一定にしたい場合にノーマライズをかけたり、音の終端をフェードアウトしてキレイに切る、などの調整にとても便利です。
■作曲ソフトを使う
効果音作成において、一番自由度が高いのは、「Cubase」「SONAR」などの作曲ソフトを使うことです。
というのは、VSTという音を出すためのツールがたくさんありますし、Waveファイルを読んで加工、音程をつける、エフェクトをかける、ということが全て出来てしまうからです。
作曲ソフトは安くても1万円くらいはしますし、何でもできてしまう分、使い方を覚えるのが大変なので、ちょっと敷居が高いかもしれません。
ですが、よりクォリティの高い効果音作りを目指すのであれば、覚えておいてソンはないと思いますよー。
■市販ゲームの効果音を参考にする
ツールとは全然違う話となってしまいますが、
ゲームに効果音をつける場合、なんとなくで音を選ぶのはあまりよくないと思います。
というのは、音はプレイヤーに与える情報の1つであり、適切な効果音を指定しないとプレイヤーに違和感を与えてしまうからです。
では、適切な音を選択するにはどうすればいいか、ということですが、今作っているゲームと似たようなゲームを見つけて参考にする、という方法をオススメします。
「どこにどういう音が使われているか。音の役割はどうなっているか」
ということを市販のゲームをプレイしたり、動画サイトで調べると、適切な音を選びやすいかと思います。
変に音選びに悩むよりは、参考にできるものは参考にした方がよい、ということでした。