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自衛隊 ゆるキャラGP参戦!「たまに迷彩服」には秘密があった

ゆるキャラGP自衛隊兵庫地方協力本部の「ひょうちん」
ゆるキャラGPに参戦することになった自衛隊兵庫地方協力本部のキャラクター「ひょうちん」
Photo By スポニチ

 19日にエントリー受け付けが始まる「ゆるキャラグランプリ2013」に自衛隊が初参戦することが16日、分かった。自衛隊兵庫地方協力本部の「ひょうちん」で、自衛隊らしからぬかわいらしさが魅力。「自衛隊の活動を広く知ってもらい、親しみを持っていただきたい」と出陣を決めた。しかし、ひょうちんには絶対チビっ子に知られちゃいけない“弱点”があることが判明。何とも“ゆる〜い”その弱点とは…。

 「ひょうちん」は、2年前に一般公募で決定したキャラクター。兵庫県の「ひ」の字をモチーフに、丸くかわいらしさを強調。頭の緑、腕の水色、足の青は「陸・海・空」を表現。頭には、兵庫県の花「のじぎく」がついている。名前は「兵庫地方協力本部」から「兵(ひょう)地(ち)ん」とした。

 自衛隊のイメージからあえてほど遠くしたのは「小さいお子さんにも親しみを持ってもらうため」(同本部広報班長)で、1年ほど前に着ぐるみを製作。今では地域のイベントなどでは人だかりができる人気という。

 唯一の自衛隊らしさはたまに着用する迷彩服。しかし、これにはチビっ子には絶対に知られちゃいけない“秘密”がある。広報担当の隊員は「実は背の高い隊員が入ると、着ぐるみの間から足が出てしまうのであります。それを隠すためという理由もあって迷彩服をはくのであります。自分も1メートル80ありますが、入った時は大変でしたっ!」と、スポニチ本紙に“トップシークレット”を暴露。屈強な隊員が着ることによるまさかの“弱点”を迷彩服でカバーしているのだった。

 自衛隊として初めて参戦する、ゆるキャラ界の大決戦。「幹部会議」を開いて決定した。「自治体さんのキャラクターなどとは違って、商業的な派手な活動はできませんので、少しでも自衛隊の活動の知名度を上げられたらということで出場することにしました。今年の大きな活動目標がゆるキャラグランプリに出場することです」(広報班長)という重要な“任務”になる。

 本紙の調べでは「くまモン」「バリィさん」など語尾が「ん」のキャラクターは上位を狙える。大会実行委員会の事務局も「“ん”が付くと、かわいい感じになるので人気なのではないか。ひょうちんは、ゆるくて平和的な感じが、ゆるキャラグランプリのコンセプトにぴったり」と素質を評価。平和的で“ゆる〜い”活動は、何かと衝突が続く隣国からも注目されるかもしれない。

 ≪今年は1000超えも≫前回は865体のキャラクターが出場した大会だが、今年は1000体超えもありそうだ。実行委員会事務局によると、グランプリの結果発表が行われる「ゆるキャラサミット」(11月23、24日)への出展が昨年の260体から400体の1・5倍に増加している。さらに、昨年までは自治体などの地域振興に限っていた出場権利に企業枠を設け、エントリー数も大幅に伸びそう。すでに、駐日イスラエル大使館が「シャロウムちゃん」というキャラクターの出場を決めており、幅広い顔ぶれとなる。

[ 2013年8月17日 06:00 ]

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