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できごと
【福知山花火大会事故】「ガソリン、ピューッと飛び出た」 服・体にかかり炎上、被害拡大か
2013.8.17 12:43
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京都府福知山市の由良川河川敷で起きた福知山花火大会での露店爆発事故で、携行缶から飛び散った霧状や液状のガソリンが、大勢の見物客たちの衣服や体にかかった直後に引火し、負傷者を増やした可能性があることが17日、京都府警関係者への取材で分かった。府警は負傷者の衣服についた油分などを調べ、被害が拡大した経緯を調べる方針。
府警関係者によると、ベビーカステラの露店の男性店主(38)=大阪市生野区=が、エンジンをかけたまま発電機に携行缶から給油しようとした際、携行缶の内圧を下げる調節ねじの操作を怠り、ガソリンが漏れ出した可能性がある。
出火当時、現場に居合わせた人たちは、府警の事情聴取に対し、いずれも「ガソリンが霧状に携行缶から噴き出した」「ピューッと水みたいに飛び出た」などと説明している。
府警は、ガソリンは完全に気化した状態ではなく、霧状や液状のものが直接、露店のベビーカステラ焼き器にかかり、引火した可能性があるとみている。さらに、飛び散ったガソリンは周囲にいた大勢の見物客の衣服や体にも付着し、引火と同時に一気に燃え上がり、負傷者の数を60人にまで増やした可能性がある。
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