元宝塚雪組娘役トップスターの舞羽美海(25)が10月6日スタートのWOWOW連続ドラマ「LINK」(日曜・後10時=初回は無料放送)でドラマデビューする。
昨年12月に宝塚を退団後、映像作品は初めて。「映像の世界で新しい自分を見つけてみたかったのですごくうれしかったです」と喜びをかみしめるが「撮影の前の日は眠れないぐらい緊張しました」と初々しく話す。
大森南朋(41)、田中麗奈(33)、武田鉄矢(64)らによる群像ミステリー。舞羽は田中演じるヒロイン・亜紀の親友で、幸せな結婚を夢みる銀行員・真弓を演じる。「これまではきれいなイメージの役が多かったので、等身大の役柄が新鮮でした。田中さんがリハーサルにつきあってくれて『もう1回やる?』と言ってくれる優しさに救われました」
くしくも舞羽と同時に宝塚を退団した男役トップの音月桂(33)は、ひと足先にドラマデビューを果たしているが「『ステキだな』と思うと同時に『私も頑張らなきゃ』って思います」。宝塚は自身の「原点」だと考えているといい「柔軟で、品のある女優を目指して成長していきたい」と飛躍を誓った。
◆舞羽 美海(まいはね・みみ)1987年8月22日、兵庫県出身。25歳。07年に宝塚歌劇団93期生として入団。星組「シークレット・ハンター」で初舞台を踏み雪組に配属。08年「マリポーサの花」で新人公演ヒロインに抜てき。11年3月に娘役トップに就任し、12年12月「JIN―仁/GOLD SPARK!―一瞬を永遠に」で退団。
[2013/8/17-06:01 スポーツ報知]