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JR函館線脱線 事故調査官が現場に
8月17日 12時10分

JR函館線脱線 事故調査官が現場に
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17日未明、北海道南部の八雲町で貨物列車が脱線した事故で、国の事故調査官が現場に入り原因の調査を始めました。
JRは現場付近で不通になっていてお盆の帰省客などに大きな影響が出ています。

17日午前1時すぎ、北海道八雲町のJR函館線で、札幌から福岡県に向かっていたJR貨物の21両編成の列車が、線路に倒れ込んでいた長さ2メートルほどの木に衝突し、機関車と貨車3両の合わせて4両が脱線しました。
運転士にけがはありませんでした。この事故を受けて、午前10時半すぎ、国の運輸安全委員会の事故調査官2人が現場に入りました。調査官は、JRの社員に話を聞きながら脱線した貨物列車の状況を確認し、事故の原因を調べていました。
気象台によりますと、八雲町では14日から断続的に雨が降っていて、17日朝までの72時間の雨量が150ミリを超えています。JRによりますと、現場では近くを流れる川が増水して線路の枕木を支える砂利が流され、上下線の線路が宙に浮いた状態になっているということです。
この現場では、今月9日にかけての大雨でも枕木を支える砂利が流され、復旧工事を行ったばかりでした。
JR函館線は、現在も現場付近で不通となっていて、函館と札幌を結ぶ特急が終日運休になるなど合わせて28本が運休し、お盆の帰省客などに大きな影響が出ています。

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