トップページ社会ニュース一覧JR函館線 貨物列車が脱線し不通
ニュース詳細

JR函館線 貨物列車が脱線し不通
8月17日 7時11分

JR函館線 貨物列車が脱線し不通

17日未明、北海道南部の八雲町のJR函館線で、貨物列車が線路の上に倒れていた木に衝突して脱線しました。
けが人はいませんでしたが、JR函館線は現場付近で不通になっていて、お盆の帰省客などに影響が出ています。

17日午前1時すぎ、北海道八雲町のJR函館線で札幌から福岡県に向かっていたJR貨物の21両編成の列車が、線路に倒れていた長さ2メートルほどの木に衝突しました。
乗っていた運転士1人にけがはありませんでしたが、貨物列車は先頭の機関車と貨車3両の合わせて4両の一部が脱線しました。
札幌管区気象台によりますと、八雲町の現場付近では午前1時までの1時間にレーダーによる解析で、20ミリから30ミリ程度の強い雨が降ったとみられています。
またJRによりますと、現場では近くを流れる川が増水して線路の枕木を支える砂利が流され、上下線の線路が宙に浮いた状態になっているということです。
この事故で国の運輸安全委員会は、原因を調査するため事故調査官2人を現地に派遣しました。
JR函館線は現場付近で不通となり、復旧の見通しは立っていないということです。
これまでに函館と札幌を結ぶ特急など、特急列車10本と普通列車8本の合わせて18本が運休していて、お盆の帰省客などに影響が出ています。

[関連ニュース]
k10013836871000.html

[関連ニュース]

  自動検索

JR函館線脱線 事故調査官が現場に (8月17日 12時10分)

このページの先頭へ