9回、サヨナラ犠飛を放つ阪神・新井貴=京セラドーム大阪(撮影・白鳥恵)【拡大】
(セ・リーグ、阪神2x-1ヤクルト、15回戦、阪神11勝4敗、16日、京セラドーム大阪)弾丸ライナーが左翼席に突き刺さった。0-1の五回一死から阪神・新井貴が同点の13号ソロ。初めて対戦するヤクルト・木谷を攻めあぐねていたが、一発で試合を振り出しに戻した。
「打ったのはスライダー。失投を見逃さず、一振りで仕留められてよかった」
これがチーム初安打。能見がバレンティンに先制弾を許し、重苦しかったムードを、2日の巨人戦(東京ドーム)以来の本塁打で振り払った。
そして見せ場は九回にもやってきた。1-1の一死満塁から中堅にサヨナラ犠飛。新井貴が全2打点を叩き出し、劇的勝利を呼び込んだ。
左膝痛からこの日復帰した西岡も六回、外角のスライダーを中前へはじき返し、復帰後初安打を記録した。この日は3打数無安打だったものの、福留も13日の広島戦(京セラドーム)で復帰。手負いだった猛虎打線に、ようやく駒がそろってきた。