戦争体験の継承
私は、京都の近代史を勉強する傍ら、様々な活動に参加しているのですが、その1つに「戦争体験の継承」・「戦争体験者の証言記録集め」なども行っている。
この時期、15年戦争関連の記事を多く目にするが、その中で、活動を通じて知り合いになった人や、同じ会のメンバーの人たちの記事を目にする。
ここではお二人の記事を紹介する。
「戦場体験、伝え続ける=部隊から遅れれば「死」−中国行軍3千キロ、800人落命」
「盲学校教えた「敵機爆音」 レコードデジタル化」
戦争体験者が年々少なくなっている現在、証言を集めることは緊急の課題である。しかし、家族や戦友会などに迷惑がかかるとして証言を拒否されることも少なくはない。
それが加害の記憶であるならばなおさらのことであろう。
加害の記憶というものは、証言する側のみならず、それを聞き取る側にも大きな配慮を強いられる。
戦争体験の証言をよく多く聞くためには、その証言を聞く側の態度・あり方をもう一度確認し直すことが必要であろう。 |
「近代史全般」書庫の記事一覧
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2013/8/5(月) 午後 5:33
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2013/8/2(金) 午前 9:47
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2013/7/30(火) 午前 1:57
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2013/7/17(水) 午後 4:34
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2013/7/16(火) 午前 6:10
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