<第95回全国高校野球選手権大会(16日)>弘前学院聖愛(青森)4―3沖縄尚学(沖縄)
夏2勝の壁を越えることはできなかった。3点を追う7回一死走者なし。打席に立った6番・平良は初球高めのカーブをフルスイング。打球は右翼ポール際に飛び込んだ。「感触はなかったけど、入ってくれと思いながら走りました」(平良)。練習試合も含め、初めての本塁打だ。さらに沖縄尚学は8回無死二塁から1番・諸見里の適時中前打で、あと1点差。だが、9回は二死から四球で走者を出したものの無得点。2回戦突破の夢はかなわなかった。
初戦は右腕・宇良が先発を務めたが、この日、先発のマウンドを託されたのは左腕・比嘉。前夜に比嘉監督から告げられ「センバツから落ち着いてピッチングできていないから、頑張れと言われた。まとまりのある投球をしたい」と意気込んでいた。しかし、初回に味方が奪った1点のリードを守れなかった。
直後に弘前学院聖愛の藤本、一戸の連続安打を浴びて同点とされると、4回には一死二、三塁から左翼線を破る適時打二塁打で2失点。「1回を抑えられていれば流れがこっちに傾いたかもしれない。調子は悪くなかったが力不足です」と肩を落とした。
センバツでは2度の優勝を経験しているが、夏はいまだ2勝したことがない。そんな沖縄尚学に今年は大きなプレゼントが届いた。同校で2008年春に優勝を果たした東浜(現ソフトバンク)から、6月にバッティングゲージが送られた。1つ100万円するものが2台。それまではネットしかない環境だったため、ナインは「本当にありがたいです」とますます練習に精を出した。今大会前にはダンボール2箱分のサプリメントも送られてきた。先輩から大きな援護をもらって臨んだ今大会だったが、今夏も2勝目の壁を越えられなかった。それでも主将・諸見里は「センバツでは自分たちの野球ができなかったが、その悔しさを思い出して、春から成長した姿を甲子園で見せられたと思う」。堂々とした言葉には充実感があふれていた。
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