2020年五輪での実施復活を目指す野球・ソフトボールが異業種から助っ人を得た。両スポーツの統合組織「世界野球ソフトボール連盟」(WBSC)が進める復帰キャンペーンの新たな親善大使に、武術太極拳の愛好者に親しまれる香港のアクション俳優ジャッキー・チェン(59)が決まったのだ。
WBSCのフェイスブックなどを通じてチェンは「野球とソフトボールの20年五輪実施を支援し、両競技にIOC委員が投票してくれることを願う。どちらもグローバルに発展し、少年少女が魅力を感じて参加している」とコメント。単一競技となった野球とソフトは、レスリング、スカッシュと20年五輪実施競技の残る1枠を争っており、9月8日の国際オリンピック委員会(IOC)総会で決まる。
20年五輪の実施競技では武術太極拳も候補となり、5月のIOC理事会で行われた絞り込みで落選。チェンは同競技を支持していたわけではなさそうだが、中国武術を学んだ経緯もあり、その存在に憧れて武術太極拳を始める人が日本にも少なくない。
野球・ソフトの親善大使には、藤浪晋太郎(19=阪神)、大谷翔平(19=日本ハム)の両プロ野球投手、北京五輪ソフトボール金メダリストの上野由岐子投手(31=ルネサスエレクトロニクス高崎)ら各国の両スポーツ選手らが就任している。そこに別世界からチェンが加わった。
不似合いな人選に見えるが、チェンは大リーグのファンとみられ、過去に始球式に登場するなど野球と縁がないわけでもない。WBSCのフラッカニ、ポーター共同会長は「彼の並外れた才能や勤勉さ、スポーツへの熱意は五輪復帰に必要な資質」と絶賛する。
日本ソフトボール協会の笹田嘉雄専務理事はチェンの起用について「経緯は分からない。何か個人的なつながりがあったのでは」と推測。「いろいろな方に幅広く支援していただけるのは、ありがたい」と喜んだ。
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