広島は16日のDeNA戦(横浜スタジアム)に4ー2で競り勝ち、がっちり3位をキープした。勝利に貢献したのはW助っ人だ。2点を追う6回に、まずはルイスが同点適時打。そして、4番・キラが同点の7回に決勝の適時内野安打、9回にもダメ押し適時二塁打を放った。逆転の口火を切る一打を放ったルイスは、序盤は不振にあえいだものの、ここにきて上昇ムード。だが、その裏には広島スタッフの涙ぐましい努力があった。
0ー2で迎えた4回だった。一死二、三塁でルイスはDeNA先発・三嶋の149キロの直球をうまく流し打ち。左前に落ちる同点の2点適時打にルイスは「打ったのはストレート。詰まっていいところに落ちたね」と白い歯を見せた。
米大リーグ・メッツから今季新加入のルイスは開幕当初は1番か3番打者として期待されていた。だが日本の投手とストライクゾーンに悩み5月半ばで打率2割3分4厘と苦しんだ。5月20日のロッテ戦(QVC)ではストライクの判定をめぐって球審に暴言を吐き退場処分を受けた。試合後も興奮状態だったルイスを首脳陣は25日に登録を抹消。二軍での再調整を求めた。
「球団の方針として日本の野球について、ルイスに懇切丁寧に教えた。技術面よりも精神的なケアを重視した」(広島関係者)と再登録の6月15日までの約3週間を“性格改造”に充てたという。
「7月にキラが入ってきてからは2人で冗談を言ったり雰囲気も明るくなった」と前出の関係者。8月に入ってからは、この日まで2割9分3厘と高打率をマークしている。
さらにルイスの盟友のキラも、この日は大活躍。同点の7回に勝ち越しの一塁適時内野安打を放つと、9回には左中間への適時二塁打。W助っ人の爆発が逆転勝利につながった。投げては先発・野村が3回に梶谷とモーガンにソロ本塁打を被弾しながらも、粘りの投球で7回2失点。今季7勝目をマークした。野村もシーズン序盤は苦しんだが、後半戦に入って調子を上げている。
野村カープが勝負の季節を戦い抜く戦力は徐々に整いつつある。
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