テレビ界が奪いあった“数字を持っている猿”
2013年08月17日 07時00分
年内での閉園が決まった猿のテーマパーク「日光猿軍団」(栃木県日光市)は1990年代に爆発的な支持を得た。当時を知るテレビ関係者はこう振り返る。
「民放各局が毎日のようにニュース、ワイドショーで取り上げた。半年に1回、特集を組む局もあって。間中さんも『今日はどこの取材だい?』とよく笑ってましたね。当時、我々の間で言われたのが『日光の猿を出せば数字(視聴率)は大丈夫』。聞いた話だと、ニュースとかワイドショーの視聴率が通常4~5%だったのが、日光猿軍団を扱うと7~9%に跳ね上がったらしい。今で言えば『今でしょ!』の東進・林修先生みたいな人気かな」
テレビ界で争奪戦が起きるほどの“数字を持っている猿”だった。
報道合戦も過熱した。取材ルールを守らないテレビスタッフがいてモメたこともあったという。
「太郎と次郎という曲芸をする猿も有名だけど、あれは猿まわし師1人対1匹。日光猿軍団がスゴいのは、猿まわし師1人が複数匹を同時に相手にすること。視聴者からも『かわいい!』って好評でした。豪快なキャラクターの間中校長さんの功績もかなり大きかった」(前出テレビ関係者)
猿たちはアイドル並みの人気を誇り、まさに全盛期だった。
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