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アックマン氏、JCペニーから完全撤退の可能性も

2013年 08月 17日 02:18 JST
 
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[16日 ロイター] - 米百貨店JCペニー(JCP.N: 株価, 企業情報, レポート)は16日、先に取締役を辞任した著名投資家のビル・アックマン氏と保有株に関する取り決めを結ぶことで合意した。これにより、アックマン氏がJCペニーから完全に撤退する可能性が出てきた。

アックマン氏は早期の売却が制限される普通株を保有しており、売却に際しては証券取引委員会(SEC)への登録などが必要となるが、今回の合意で同氏は、株式売却登録に向け、最大4事項をJCペニーに要請することが可能になる。

インペリアル・キャピタルのアナリスト、メアリー・ロス・ギルバート氏は「(アックマン氏率いるヘッジファンドの)パーシング・スクエアが株式売却を選択した場合、実施への道が開かれることになる」と述べた。

アックマン氏は、保有株をめぐる計画について、これまで公には明らかにしていないが、もし現在の価格で売却した場合、損失額は3億ドルを超えるとみられている。

JCペニー株は中盤の取引で2.4%下落した。

 
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8月16日、米百貨店JCペニーは、著名投資家のビル・アックマン氏と保有株に関する取り決めを結ぶことで合意した。ニューヨークで5月撮影(2013年 ロイター/Brendan McDermid)

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