南三陸の災害ラジオ局描いた映画 来月1日、岐阜市で上映
2013年08月17日10:07
「東日本大震災のことを思い出すきっかけにしてほしい」と話す杉浦陽之助さん(中央)=岐阜市粟野東、コミュニティ・カフェわおん |
◆「防災の日に考えて」
東日本大震災による津波で被害を受けた宮城県南三陸町に設けられた臨時災害ラジオ局「FMみなさん」の奮闘を描いたドキュメンタリー映画「ガレキとラジオ」が来月1日、岐阜市日ノ出町のシネックスで上映される。
若者の自立支援や震災復興支援に取り組む同市のNPO法人「コミュニティサポートスクエア」の主催。映画は今年4月から全国で順次公開中で、県内では初上映になる。
「FMみなさん」は震災から2カ月後に避難所の一角に開設された。9人のスタッフは全員が町民で、放送と無関係の素人ばかり。試行錯誤しながら、炊き出しの案内や余震情報、復興に関する話題などを流してきた。
映画は、クリスマスの点灯式や仮設商店街の開設など明るいニュースを織り交ぜながら、スタッフとリスナーが繰り広げる涙と笑いの日々を描く。
鉄骨だけになった防災庁舎で知られる南三陸町は、建物の62%が被災し、9000人近くが避難を強いられた。
上映は午前10時半からで、チケットは小学生以上1千円。午後0時15分から柳ケ瀬わくわく広場(同市劇場通り)で梅村太郎監督と元スタッフによるトークがあるほか、「石巻焼きそば」や東北関連商品の販売もある。
同NPO法人の杉浦陽之助理事長(45)は「『防災の日』に合わせ、震災を思い出すきっかけにしてほしい」と話している。
問い合わせはコミュニティ・カフェわおん、電話058(237)1661。
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