最終18番でイーグルトライのボールの行方を見る渡辺司=静岡県・裾野CCで(櫛谷和夫撮影)
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◇ファンケルクラシック<第1日>
▽16日、静岡県・裾野CC(6865ヤード、パー72)▽晴れ、気温32・4度、風速3・3メートル▽賞金総額6300万円、優勝1500万円▽90選手(うちアマ10人)▽観衆7129人
今季の国内男子シニアツアー第6戦。66をマークしたブーンチュ・ルアンキット(57)=タイ=が単独首位。1打差の5アンダー、67で回った渡辺司(56)=セガサミーホールディングス=とG・マイヤー(米国)が2位につけている。全米プロシニア優勝の井戸木鴻樹(51)=小野東洋GC=は1アンダー、71で15位タイだった。大会は3日間トーナメント。
最終18番で8メートルのイーグルパットを外して悔しそうな表情を浮かべた渡辺だったが、難なくバーディー。首位と1打差の2位に「本当に上出来です」と喜んだ。
1、2番を連続バーディーの好スタート。この日は5バーディー、ボギーなし。「一番良かったのはパッティング。1・5メートルも3メートルもうまく打てていた」と分析した。
今大会の自己最上位は08年と09年の2位。そして、両年ともシニアの賞金ランキングで2位だった。「この試合を何位で終えるかで賞金ランキングも決まる。1年を象徴する大会」と位置付ける渡辺が狙うのは、もちろん優勝。「あした以降、失敗しないよう頑張りたい」と、シニアツアー通算4勝目をめざす。 (櫛谷和夫)
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