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【プロ野球】

虎サヨナラ 復帰・西岡が点火

2013年8月17日 紙面から

阪神−ヤクルト サヨナラ勝ちにポーズを決める新井貴=京セラドームで(棚橋慶太撮影)

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◇阪神2−1ヤクルト

 阪神がサヨナラ勝ち。5回に新井貴の13号ソロで同点。1−1の9回1死満塁でも新井貴の中犠飛で勝負を決めた。安藤は8回の好救援が光り、福原が4勝目。ヤクルトはプロ初先発した木谷の7イニング1失点の好投を生かせなかった。

     ◇

 鮮やかなライナーが野手の頭を越えていった。左膝痛で2軍で調整していた阪神・西岡が7月30日に出場選手登録を抹消されて以来、17日ぶりの1軍復帰で「1番・二塁」で即スタメン出場。6回の第3打席で中前打。左膝手術から今月13日に戦列復帰した福留に続き、不動のリードオフマンが打線に戻ってきた。

 「登録された以上はチームのために必死にやっていきたい。(チームメートと顔を合わせ)また、エンジンが掛かるというか…。優勝するために頑張っていきたい」と話していた西岡。みなぎらせていた気合をバットに込めた。

 京セラドームに入ると和田監督ら1軍首脳陣にあいさつ。試合前練習のフリー打撃で快打を連発。守備と走塁練習もそつなくこなし7月27日以来の1軍実戦に臨んだ。

 ほぼベストオーダーに戻った打線だが、ヤクルトの2年目右腕・木谷に前半5回まで新井貴のソロホームランの1点のみと攻略にてこずった。

 そして同点で迎えた9回裏、歓喜への道を開いたのも西岡だった。先頭でバーネットから遊撃内野安打。ここから阪神は1死満塁とし、新井貴が中堅へ犠飛。西岡がサヨナラのホームを踏んだ。この試合を含め4試合、タイムリーが出ていない打線に「西岡効果」が期待される。 (中谷秀樹)

 

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