'13/8/15
菓子博2位作品の感動再び
広島市中区の旧市民球場跡地で4〜5月にあった全国菓子大博覧会(ひろしま菓子博)の工芸菓子部門で、最高賞に次ぐ農林水産大臣賞に選ばれた和菓子作品の展示が、広島県庁のロビーで始まった。11月20日まで。
受賞作は「光」。県木のモミジに止まった白いタカを砂糖や米粉、白あんなどで作っている。縦126センチ、横66センチのケースを三つ並べた中に展示。各ケースのモミジの葉色に変化を持たせ、紅葉が進む様子も表す。
蜜屋本舗(呉市)の職人5人が約1年かけて制作した。出品された149点から名誉総裁賞(10点)に次ぐ農林水産大臣賞(10点)に選ばれ、県菓子工業組合(西区)の依頼で展示が決まった。
【写真説明】県庁のロビーに展示されている和菓子の工芸作品