中日スポーツ、東京中日スポーツのニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 中日スポーツ > 芸能・社会 > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【芸能・社会】

新人離れ! 弾丸ボイス Serena 21日デビュー

2013年8月17日 紙面から

パワフルな歌声でリスナーの心を狙い撃ち!? 「ピンクの弾丸」でデビューするSerena=東京都内で(淡路久喜撮影)

写真

 21日発売のデビュー曲「ピンクの弾丸」が、フジテレビ系ドラマ「ショムニ2013」(水曜午後10時)の主題歌に抜てきされ、新人離れした歌唱力が注目を集める新人歌手Serena(19)。本紙のインタビューに応じ、歌にかける思いと夢を語った。

 「ピンクの弾丸」は7月10日に着うた配信がスタートしデイリーチャート最高2位を記録。曲名にふさわしいパンチ力とグルーヴ感を兼ね備えたその声は、音楽関係者の間で「洋楽っぽい」と話題だ。Serenaは「難しいメロディーだけど、歌っててとにかく気持ちいい」とさらり。大器の片りんを感じさせる。

 音楽好きな両親のもと幼少から歌手にあこがれた。本格的に志したのは中学3年のとき。米国短期留学のお別れパーティーで友人やら約500人と肩を組んで「WeAreTheWorld」を歌った。

 「いろんな人種の方がいて、曲にぴったりの状況。最後は感動で泣いて歌えなくなった。私もたくさんの人たちと歌でつながりたいし、私の歌を聴いた誰かが、笑顔になって誰かとつながったら、うれしい」

 パワフルな歌声は「練習ルーム」と呼ぶ自宅の一室で鍛え上げた。

 「ソウルミュージック好きの父が趣味でバンドをやっていて、自宅に防音室があります。そこで自分の好きな歌や父のおすすめを、ストレス発散も兼ねて歌うんです。MISIA、Superfly、aiko、ミスチル、コブクロ…。米国の大好きなドラマ『glee』で知った洋楽の曲もたくさん歌った」

 高校2年のとき、MISIAとSuperflyの曲を歌ったデモ音源を制作。それを手にした現在の所属事務所、研音が歌声にほれこんで契約を即決した。昨年12月には代々木第一体育館、今年1月には横浜アリーナのイベントに出演し、1万人以上の観客を前に堂々と歌いきった。舞台度胸も満点だ。

 研音から昨年デビューし、ブレークしたシンガー・ソングライター家入レオ(18)とは同学年で、大きな刺激を受けているという。

 「聴いていて『わかる! 私もそんな気持ちあった』と共感する部分がある。家入さんはまっすぐ音楽と向き合っていらっしゃる方。同い年だけど先輩ですし、すごいなって思います」

 家入は昨年末のレコード大賞で最優秀新人賞を受賞した。年末の賞レースについては「機会があったらうれしい」と控えめだが、夢は大きい。世界的スーパースターの米歌手、クリスティーナ・アギレラ(32)との共演だ。

 「高校1年のときに聴いて、衝撃でした。声にインパクトがある、あこがれのアーティスト。まだレベルが全然違うけど、いつか共演できたらうれしい」

<Serena>(セレナ) 本名非公表。1994(平成6)年5月18日、東京都生まれ。現在は都内の大学の1年生。趣味は5歳から習っているダンスと、年に3回は行くというディズニーランド。血液型B。

 

この記事を印刷する

PR情報

おすすめサイト

ads by adingo




中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ