今日の横浜北部は七月始めの頃の猛烈な暑さが蘇ったようでした。完全に暖房入ってましたね。
さて、昨日もTwitterのほうで少しつぶやいたのですが、講演会に終わったあとに聞いた話を少し。
昨晩のことですが、都内の某所で講演会をさせていただきました。おかげさまで多くの方々にお越しいただいたわけですが、その話は講演が終わったあとに、控え室までお越しいただいた人に聞いた話。
その方はある外資系の会社で働いているらしいのですが、元々は地理学を専攻していた関係で、いまでも地理系の学会に出入りしており、会社でも地理に絡むことを扱っているとか。
ところが彼が以前からの動きを見ていて、しかもこれは知っている人は業界の常識として知っているらしいのですが、なんと日本の測量会社の大手トップ3のうち、上の二つは中国資本の参加に入ってしまっているとのこと。
ことの起こりは、バブルの後に資金に困ったその二つの会社が、台湾の会社からの出資を受け入れたことに始まるということらしいですが、この二社の親会社は、現在その登記が香港に移っているとのこと。
ここまではまあいいとしても、問題は日本の公共事業に参加できるのは実質的にトップの会社だけなので、これを必ず受注するのが中国資本の入っている会社。
つまり日本の公共事業に関連した土地の登記関連のデーターというのは、おそらく中国側にすべて筒抜けなのではないかという仮説が成り立つわけです。
日本というのは伊能忠敬が活躍した頃から自国の土地の情報に関する管理が非常に甘かったことで有名でしたが、いまだにその甘さが治っていないんだなあと妙に感心させられた次第です。
安倍首相は日本版NSCを作るとかに熱心らしいですが、そもそもこういうところから情報がタダ漏れしている日本でそんなものを作っても本当に意味があるのかどうか。