岡村隆史、飲食店で酔った“ファン”から絡まれ一発即発状態?執拗に写メ迫られる

 お笑いタレント・岡村隆史(ナインティナイン)は8月16日1:00~放送のラジオ番組『ナインティナインのオールナイトニッポン』(ニッポン放送)に出演し、先日プライベートで行った飲食店で、“ファン”を名乗る酔った一般男性らのグループと“一発即発”状態になっていたことを明かした。

 岡村は先日、淡路島でのテレビ番組収録後に友人であるお笑い芸人・高橋智(へびいちご)と一緒に、担当マネージャーから紹介された大阪市内の飲食店に入ったところ、店内奥ですでに酔っていた5〜6人の若い男性グループから「おっ」「岡村やっ」などと声が上がり、「ちょっと酔っぱらって、これからややこしいことになるな」と感覚的にわかったという。

 岡村はそのまま店内で席につき、10〜15分ほど経過したところで、その男性グループのうちの「明らかに酔っぱらっている」1人が、突然岡村の座る座敷に上がってきて、「ファンなんですよ。握手してください」と言われたので応じたという。

 続けて「写メ、いいですか?」と求められが、店内にはほかにもお客がいたので混乱になるのを避けるため、岡村は「写メはごめんなさい。握手だけでお願いします。それやったら、またみんなワーってなるんで……」と丁重に断ったところ、何度もしつこく「写メ、1枚だけでも」と迫ってきたが、店の“大将”が「もうやめといてよ」と注意したため、その男性はいったん引き下がったという。

 すると今度はその男性グループの席から、「カシャ」という携帯電話で岡村を撮影する音が聞こえてきて、「しょうがない」と諦めていたところ、30分くらい経ち、再びさっきの男性が来て「写メ、いいですか?」と迫られたので、「いや、もうさっき言いましたよね、あの『なしで』って……」と断ったが、執拗に「写メ」「写メ」と要求されたという。

 そんなやりとりが3回目に突入したところ、急に「奥でこれまでなんにも絡んでこなかった人」が、「気分悪い! もう行こうぜ!」と帰ろうとすると、今度は店の“大将”がいきなり「いい加減にせーゆうとるやんか!」とキレ出し、「なんやお前、コラっ!」と応じるその男性客と“にらみ合い”になり、岡村は「(自分は)なんにも悪いことしてないし、全然関係ない人がキレ出して、俺ももう知らん顔してお刺身つつくしかない。ええ迷惑」という心境だったという。

 結局最終的には、その男性グループの中の別の1人が、「いい加減にせえよ!」と問題の2人を店の外に連れ出して事なきを得たが、その男性がお会計中に、さきほど何度も「写メ」を迫ってきた男性が店内に戻ってきて、岡村に「最後に写メ、いいですか?」と“最後のお願い”をしたが、会計中の男性に首根っこを掴まれて店の外に連れ出されていったという。

 岡村は「あんなんあると、お酒おいしくなくなる」と困惑した様子を見せた。

 お笑い芸人の飲酒に関するトラブルとしては、2009年12月、大阪市内のガールズバーで支払いをめぐるトラブルから店長に暴行を加え、一時活動休止状態に追いやられたメッセンジャー黒田の例があるが、今回の岡村のケースから、プライベートの場でも一部の心ない“ファン”から絡まれることもある芸能人の大変さがうかがえる。
(文=編集部)

※画像は岡村隆史(右、『マンスリーよしもとPLUS 2012年10月号』<ワニブックス>より)

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