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カストロ前議長「北朝鮮から小銃10万丁」
8月15日 8時23分

カストロ前議長「北朝鮮から小銃10万丁」
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キューバのフィデル・カストロ前国家評議会議長は、1980年代に北朝鮮から無償で自動小銃10万丁の提供を受けたことを明らかにし、キューバと北朝鮮との密接な関係が当時から続いていることを裏付ける証言として注目されています。

カストロ前議長は今月13日で87歳を迎えたことを受けて、14日、国営テレビなどでコラムを発表しました。
この中で、カストロ前議長は半生を振り返り、冷戦時代の1980年代に当時のソビエトのアンドロポフ書記長から「アメリカがキューバを攻撃してもキューバは単独で戦う必要がある」として、ソビエトとしては両国の交戦には介入しないと伝えられたことを述べています。
この情報は、国家機密としてキューバでもごく一部の幹部しか知らされなかったということです。
このためカストロ前議長は、単独で戦うためには武装の強化が必要だとして友好国に支援を求めたところ、当時の北朝鮮のキム・イルソン主席から自動小銃10万丁を無償で提供されたことを明らかにしました。
キューバと北朝鮮の関係を巡っては、先月、パナマ運河の近くを航行していた北朝鮮の貨物船でキューバの戦闘機やミサイル関連の部品が見つかるなど密接な関係があり、カストロ前議長の発言は、両国の密接な関係が当時から続いていたことを裏付けるものとして注目されています。

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