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ＤＤＴ１７、１８日の両国国技館２連戦の出場者全員会見が１５日、隅田川水上で敢行された。１８日に新日本プロレスのＩＷＧＰヘビー級王者オカダ・カズチカ（２５）とのドリームマッチに臨む飯伏幸太（３１）は、勝利後の野望を披露。勝ってＩＷＧＰ挑戦権を獲得し、新日プロ１・４東京ドーム大会でＧ１覇者・内藤哲也（３１）と対決するプランをぶち上げた。
団体初の両国２連戦を控えるＤＤＴはこの日、隅田川の水上バスを貸しきり全体会見を行った。船上にレスラーが大挙集結する姿は、まるで一晩で５００万円を使ったとささやかれる旗揚げ前のＷＪ忘年会のようだ…。
バラエティーに富んだカードがズラリと揃った中でも、注目を集めるのは２日目の１８日に実現するゴールデンスター・飯伏とレインメーカー・オカダの一戦。飯伏は船酔いと苦闘しながらも「相手はＩＷＧＰ王者なんで、やっぱりチャレンジできればいい」とオカダを撃破してのＩＷＧＰヘビー初挑戦を見据えた。
今夏のＧ１では４勝５敗に終わった飯伏だが「納得できる結果ではなかったけど、完走できて良かった」と新日プロのヘビー級戦線でも手応えを感じ取ったようだ。さらにＩＷＧＰ王座に意欲を見せた背景にはＧ１覇者・内藤の存在がある。公式戦で内藤を撃破している飯伏は、将来的な再戦を熱望されており「自分が勝ってるけど、いくらでもやりたいですよ。内藤さんが優勝したことはうれしかった。同級生ですし」と呼応した。
しかも内藤は現在、１・４ドームでのＩＷＧＰ挑戦権を保持している。飯伏が両国決戦を機にＩＷＧＰ取りの足場を作れれば、最高峰の舞台での再戦も浮上する。「それはそれでいいと思います。両国のメーン、日本武道館のメーンでタイトルマッチをやったことがあるので。（ドームは）次のモチベーションにつながりますね」と目を輝かせた。
ＤＤＴのビッグマッチでは過去負けなしの飯伏。壮大な野望を胸に、打倒レインメーカーという大きな壁に挑む。
エンターブレインDMG
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