ロシア艦艇 宗谷海峡通過 領海侵犯なし

8月14日 21時14分

１４日朝早く、ロシア海軍の艦艇１０隻が、北海道の北の宗谷海峡を、日本海からオホーツク海に向け通過しましたが、領海侵犯はありませんでした。

防衛省によりますと、１４日午前４時ごろ、ロシア海軍の小型フリゲート艦など１０隻が、北海道とサハリンの間の宗谷海峡を、日本海からオホーツク海に向け通過したということです。
海上自衛隊は、２日前の今月１２日に宗谷岬の西南西およそ２５０キロで、１０隻を発見し、その後、動向を監視していました。
航行中、領海侵犯はありませんでした。
ロシア海軍は、今月、オホーツク海などで、艦艇などおよそ３０隻、ヘリコプターなどの航空機およそ２０機が参加して訓練を行うと発表していて、防衛省が関連を調べています。
ロシア海軍は、先月も、オホーツク海で、大規模な軍事演習を行っていて、この際にも、およそ２０隻の艦艇が宗谷海峡を通過しています。