米消費者マインド指数:今年最大の下げ、現況・期待とも低下
8月16日(ブルームバーグ):8月の米消費者マインド指数は前月から低下した。前月は6年ぶりの高水準となっていた。
8月の米トムソン・ロイター/ミシガン大学消費者マインド指数 (速報値)は80と、前月の85.1から低下。下げ幅、率とも昨年12月以来の最大。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト予想の中央値は85.2だった。前月は2007年7月以来の高い水準だった。
キャピタル・エコノミクスのエコノミスト、ポール・アシュワース氏は統計発表前に、「金利がやや上昇しており、それは決して助けにはならない」と指摘。「しかし、住宅市場はなお改善を続けているように見え、われわれはその基盤の上に立っている」と述べた。
現在の景況感を示す指数 は91と、前月の98.6から低下。7.6ポイントの下げ幅は過去3年で最大。6カ月後の先行き景況感を示す期待指数 は72.9と、前月の76.5を下回った。
向こう1年間のインフレ期待値は3.1%と、前月から変わらず。5年間のインフレ期待値は2.8%で、これも前月と同率となった。
原題:Consumer Sentiment in U.S. Fell in August From Six-YearHigh (1)(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:ワシントン Lorraine Woellert lwoellert@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先:Chris Wellisz cwellisz@bloomberg.net
更新日時: 2013/08/17 00:38 JSTニュース一覧
注目のセクション