Updated: Tokyo  2013/08/17 05:04  |  New York  2013/08/16 16:04  |  London  2013/08/16 21:04
 

米消費者マインド指数:今年最大の下げ、現況・期待とも低下

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  8月16日(ブルームバーグ):8月の米消費者マインド指数は前月から低下した。前月は6年ぶりの高水準となっていた。

8月の米トムソン・ロイター/ミシガン大学消費者マインド指数 (速報値)は80と、前月の85.1から低下。下げ幅、率とも昨年12月以来の最大。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト予想の中央値は85.2だった。前月は2007年7月以来の高い水準だった。

キャピタル・エコノミクスのエコノミスト、ポール・アシュワース氏は統計発表前に、「金利がやや上昇しており、それは決して助けにはならない」と指摘。「しかし、住宅市場はなお改善を続けているように見え、われわれはその基盤の上に立っている」と述べた。

現在の景況感を示す指数 は91と、前月の98.6から低下。7.6ポイントの下げ幅は過去3年で最大。6カ月後の先行き景況感を示す期待指数 は72.9と、前月の76.5を下回った。

向こう1年間のインフレ期待値は3.1%と、前月から変わらず。5年間のインフレ期待値は2.8%で、これも前月と同率となった。

原題:Consumer Sentiment in U.S. Fell in August From Six-YearHigh (1)(抜粋)

記事に関する記者への問い合わせ先:ワシントン Lorraine Woellert lwoellert@bloomberg.net

記事についてのエディターへの問い合わせ先:Chris Wellisz cwellisz@bloomberg.net

更新日時: 2013/08/17 00:38 JST

 
 
 
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