Updated: Tokyo  2013/08/17 05:00  |  New York  2013/08/16 16:00  |  London  2013/08/16 21:00
 

第2四半期の米労働生産性:前期比0.9%上昇、前年比横ばい

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  8月16日(ブルームバーグ):4-6月(第2四半期)の米労働生産性は前期比で小幅上昇にとどまり、前年比では横ばいだった。

米労働省が発表した第2四半期の非農業部門労働生産性指数 (速報値)は前期比年率0.9%上昇。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の中央値は0.6%上昇だった。1-3月(第1四半期)は1.7%低下に下方修正された。

前年同期比で見ると労働生産性は変わらず。これで2四半期連続で横ばいにとどまった。2000年から2011年まで11年間の平均は2.4%の上昇だった。

RBSセキュリティーズのエコノミスト、ガイ・バーガー氏は「生産性は極めて遅いペースで拡大している」とし、「企業は現在持っている労働力の範囲内で何とか生産を増やそうとしているが、非常に厳しい環境だ。雇用は増えるかもしれないが、厄介なのは従業員の給与がほとんど上がらないことだ」と続けた。

単位労働コスト指数(単位当たりの生産に要する労働コスト)は前期比で1.4%上昇した。第1四半期期は4.2%のマイナスだった。

第2四半期の生産指数は2.6%上昇。前期は0.3%低下に下方修正された。インフレ調整後の実質給与は2.3%上昇。前期は7.3%低下だった。労働総投入量指数は1.7%上昇した。

原題:Productivity in U.S. Rises Above Forecast as Output Grows(2)(抜粋)

記事に関する記者への問い合わせ先:ワシントン Shobhana Chandra schandra1@bloomberg.net;ニューヨーク Srikanth Chandrasekar schandrasek6@bloomberg.net

記事についてのエディターへの問い合わせ先:Chris Wellisz cwellisz@bloomberg.net

更新日時: 2013/08/16 23:41 JST

 
 
 
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