Updated: Tokyo  2013/08/17 05:01  |  New York  2013/08/16 16:01  |  London  2013/08/16 21:01
 

米住宅着工件数:7月は5.9%増の89.6万戸、一戸建ては減少

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  8月16日(ブルームバーグ):7月の米住宅着工件数は前月比で増加したものの市場予想は下回った。集合住宅が増加したが、一戸建ての住宅着工は減少した。

米商務省が発表した7月の住宅着工件数 (季節調整済み、年率換算、以下同じ)は89万6000戸と、前月から5.9%増加した。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト予想の中央値は90万戸だった。前月は84万6000戸と、速報値の83万6000戸から修正された。集合住宅は26%の急増だったが、一戸建ては2.2%減少した。

米ピアポント・セキュリティーズのチーフエコノミスト、スティーブン・スタンリー氏は、「1年前と比べても状況はかなり改善しているが、ここしばらくはその前進も停滞したようだ」と述べ、住宅建設業者は「いずれは事業を拡大し、人材を雇用し、より積極的になるだろう。ただ現段階では、住宅価格が上昇するという点から、引き続き住宅在庫の圧迫を明るくとらえている」と続けた。

住宅の着工許可件数は2.7%増の94万3000戸。市場予想は94万5000戸だった。

一戸建て 住宅の着工件数は59万1000戸と、昨年11月以来の低水準。集合住宅 の着工は30万5000戸だった。

地域別では、全米4地域のうち3地域で着工件数が増加した。特に北東部は40%増加した。一方、南部は7%落ち込んだ。

原題:Housing Starts Rise on Rebound in U.S. MultifamilyProjects (2)(抜粋)

記事に関する記者への問い合わせ先:ワシントン Victoria Stilwell vstilwell1@bloomberg.net;ワシントン Lorraine Woellert lwoellert@bloomberg.net

記事についてのエディターへの問い合わせ先:Chris Wellisz cwellisz@bloomberg.net

更新日時: 2013/08/17 00:19 JST

 
 
 
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