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イスラエル大使館 原爆発言で陳謝8月16日 18時0分
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広島と長崎に投下された原爆について、イスラエル政府の高官が「日本が侵略行為の報いを受けただけだ」などとインターネット上に書き込み、日本側が抗議していた問題で、東京にあるイスラエル大使館は「多くの人の心情を傷つけた」として陳謝しました。
この問題は、イスラエル政府の高官のダニエル・シーマン氏が今月6日、広島で行われた原爆の犠牲者を追悼する平和記念式典について、「独りよがりの追悼式典にはうんざりだ。広島と長崎での原爆投下は日本が侵略行為の報いを受けただけだ」などとみずからのフェイスブックに書き込み、現地の日本大使館が「極めて配慮を欠く内容だ」として抗議していたものです。
これについて東京にあるイスラエル大使館はコメントを発表し、「シーマン氏によって書き込まれた発言は受け入れ難く、イスラエルの公式な立場を代表するものでは決してない」としたうえで、「イスラエルは原爆という悲劇に見舞われた日本の犠牲者を追悼しており、シーマン氏は多くの人の心情を傷つけた」として陳謝しました。
この問題を受けて、イスラエル政府はシーマン氏を停職処分にしたということです。
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