よくイチローファンは、イチローの打点の低さを指摘されると
「先頭打者だから」 と言い訳をします。
まあ低い数値を避けたい(見たくない)のは、人の情理であって
良い部分こそ伸ばしたい(良く見たい)のは、気持ちとしてもよく理解できます。
これはファン情理なのであまりつつきたくないですが
ちょっとチクリとしてみます。
しかし、本当のファンなら、そういう低い部分を理解しつつ
応援するものじゃないですかね?
オレはそう思います。
オレはイチローアンチの代表格で
イチローを凄いとも思ったことがありません。
イチローレベルを「凄い」と言うなら
3割30発打てる打者は、もはやスーパーゼウスです。
わかりますね? この例え。
イチローって、3割30発すら、レベルの低いといわれる日本でも
やったことがないんですよね。
あれれー???
話を戻して・・・
イチローは今年、3番に座ることを事前に告げられ
そのための打撃改造をしていたのは周知の事実です。
バッターボックスの最後方に立ったり、ふり幅を大きくしてみたり、ステップを変えたり・・・
色々やっていたようです。
が
3番での成績
210打数 57安打 1本 17打点
なんですか。 このショボい数字。
なんどもこのブログでも書きましたが
河村健一郎 というイチロー信者が
「3番に座れば20発打てる」
と、声高らかに宣言していました。
その声に便乗し、イチローファンは
「3割20発打てる」
と尾鰭をつけていました。
しかし、終わってみれば、このザマ(210打数1本17打点)でした。
オレは、河村健一郎の「20発打てる」の記事やファンの「3割20発打てる」に対して
「絶対無理だ」
「お前らはド素人だから、ゴキブリの力を理解していない。盲目だ。」
という旨のブログも書きました。
まあ、結局は、オレがやはり正しかったことになります。
今年、イチローは
「打順を変えただけで、打点は増えるほど簡単なものではない」
ということを身をもって証明してくれた格好になりました。
210打数 17打点 打点率0.081
3番での打点率は
2001年~2011年までの先頭打者で通した11年間での打点率0.081と、まさに同じ数値でした。
この時点で
打順変更≠打点数向上
となります。
今年、3番に座ったイチローは、得点圏で凡打をやらかし
得点圏打率は1割台。 まさしく、ドアマットマリナーズの戦犯でした。
得点圏(チャンス)での打席はかなりあったはずなのに打点が一向に伸びなかった。
イチローの打点が伸びなかった理由は2つあります。
1・・・本塁打が1本だけだったこと。
2・・・チャンスで全く打てなかった(打ってもほとんど単打)
もし、ランナーがいなくても、イチローに本塁打が打てる力があれば
打点率はもっと伸びたのです。
もし、6本(すべてソロと定義)上積みできていれば、7本でしたので
6打点上積みされます。
なので合計23打点。
打点率は0.110です。
本塁打が打てる打てないは、打点に大きく関わる重要な項目です。
だから、打点の多さも、その打者の能力と大きく相関がある
ということです。
「打点なんて、前の打者が出塁するかどうかでかわるからねー」と、一方的に結びつけるのは、素人の考えです。
それを説明します。
3番でのイチローは先頭打者時の打点率0.081と全く変わりませんでした。
これは、本塁打が打てなかったのも大きいのですが
もう一つは、上述の通り、得点圏で凡打を多くやらかしたこと。
要するに、前の打者が多く出塁して、イチローに回しても、イチローが途切れさせてしまっていた ということです。
もう、どういうことか理解できますね?
言い換えましょうか?
前の打者が出塁しても
チャンスで打席に入った打者がランナーを還す打撃が出来なければ、全く無意味だ
ということなんです。
要は、前の打者じゃなくて、チャンスで打席に入った打者がランナーを還す打撃が出来るかどうかの能力の問題なのだ
ということです。
もういい加減理解しましょう。
幼稚園児じゃないんだから。
テーマ:野球
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