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2012年11月5日16時14分
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納骨堂、ハイテクの時代 スピード墓参に倉庫の技術

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【動画】自動倉庫の技術を応用した納骨堂=西畑志朗撮影

写真:自動倉庫の技術を応用した納骨堂=東京都品川区の目黒安養院、西畑志朗撮影拡大自動倉庫の技術を応用した納骨堂=東京都品川区の目黒安養院、西畑志朗撮影

写真:青色LEDが輝く納骨堂=名古屋市中区大須の万松寺拡大青色LEDが輝く納骨堂=名古屋市中区大須の万松寺

写真:入り口でICカードをかざすと、参拝する納骨箱が金色に光る=名古屋市中区大須の万松寺拡大入り口でICカードをかざすと、参拝する納骨箱が金色に光る=名古屋市中区大須の万松寺

 【奈良部健】遺骨の一時的な保管場所だった納骨堂で、「ハイテク化」が進んでいる。割安感にひかれて墓代わりにする人が都市部で増え、ニーズの多様化が進んでいるためだ。檀家(だんか)の減少に悩む寺院側も、これを好機と工夫を凝らす。

■5階建てビルに遺骨箱スペース7200

 東京都品川区の住宅街に4日、5階建てのビルが完成した。約7200の遺骨箱を収納できる、目黒安養院の巨大納骨堂「ひかり陵苑」だ。

 参拝者は受付でICカードをかざす。3階には、銀行の現金自動出入機(ATM)コーナーのように左右6基ずつ「参拝ブース」が並ぶ。指定されたブースの前に立つと、扉が自動で開く。部屋の墓石には故人の名前などが書かれ、裏側には故人の遺骨もある。受付からの所要時間は数分。

 スピード墓参りを可能にしたのは、トヨタ自動車グループの豊田自動織機の技術。墓石の裏側に控えるのは、高さ約10メートルもの遺骨箱の棚。クレーンが当該者の遺骨箱を棚から取り出してベルトコンベヤーで搬送し、墓石に組み込む仕掛けだ。

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