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政治
【真夏の討論(2)TPP】平将明・経産政務官 日本の成長戦略に不可欠
--守れなかった場合は
「繰り返しになるが、現時点で5分野の関税を守るのが大前提。『守れなかったら…』という質問には答えられない。ただ、政府として最強の交渉チームをつくったつもり。合宿もして国益を守るべく臨んでいくという意欲、やる気を評価してほしい」
--とはいえ、農業団体の不安は根強い
「これはTPPの問題と切り離してやるべきことだ。高齢化が進む農業が今のままでいいとは誰も思っていない。生産性や競争力を高めるなど、やっぱり変えていかなければいけないというのは、広くコンセンサスを得られると思う。TPPがあろうが、なかろうが、きちんと手当てする必要がある。TPPと結びつけて議論すると誤解を受けやすい」
--交渉では守秘義務があるため、国民は交渉過程が見えないとの指摘も
「大事なのは政府が守ると言ってきたことと、政府が努力した結果が違うものならば国会の承認が得られない。議会は国民の代表だから、納得してもらえるような成果を得るために頑張るしかない」
◇
■たいら・まさあき 昭和42年、東京都生まれ。46歳。早大法卒。東京青年会議所理事長を経て平成17年の郵政選挙で初当選。衆院3回。
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