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〔金利マーケットアイ〕国債先物、小反発で取引終える 長期金利低下0.740%

2013年 08月 15日 15:12 JST
 
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[東京 15日 ロイター] -

〔金利マーケットアイ〕

<15:02> 国債先物、小反発で取引終える 長期金利低下0.740%

15日の円債市場は、東京証券取引所の長期国債先物が小反発した。日経平均株価が下げ幅を広げたため、現物中期や先物ゾーンで買いが入った。もっとも休暇入りした参加者が多く、取引量は限られた。先物出来高は目安の2兆円に届かず、1.5兆円余りにとどまった。利回り曲線は、10年ゾーンから30年ゾーンにかけスティープニングする形状となった。

 国債先物の中心限月9月限の大引けは、前日終値より9銭高い144円03銭。10年最長期国債利回りは1ベーシスポイント低い0.740%。

<14:55> 翌日物平均、15日は0.073%前後か 地銀や証券が調達

無担保コール翌日物の加重平均金利は15日速報ベースで前日からほぼ横ばいの0.073%前後になる見通しとなった。朝方から安定した取引が続いたため。地銀や証券などが資金調達した。財務省が午前11時半締め切りで実施した3カ月物の国庫短期証券入札は、おおむね市場予想と一致した。ユーロ円3カ月金利先物はポジション調整の動きが続いた。

<13:02> 日銀、先日付で8000億円供給 短期市場は安定推移

日銀は午後の金融調節で、8月19日から11月11日の間8000億円を市場に供給すると発表した。市場では「予想通りのオペ。短期市場は安定的に推移している」(国内金融機関)との声が出ている。

<12:41> 新発国庫証券、3カ月物は0.0902% 事前予想と一致

財務省が午前11時半締め切りで実施した3カ月物の国庫短期証券利回りは、最高落札利回りが0.0902%と市場の事前予想と一致した。平均利回りは0.0898%だった。前回に落札利回りが低下しており、今回はその低下圧力が一服した。  

<11:14> 3カ月物国庫証券最高落札利回り、0.09%近辺か

財務省は3カ月物国庫短期証券(389回)入札を実施している。入札前取引では0.09%の出合いとなっており、最高落札利回りについて市場では「予想は0.09%近辺になるのではないか。前回比較で落札利回りの低下は一服となりそうだ」(短資会社)との見方が出ていた。7日入札の前回は最高、平均ともに落札利回りは0.0902%だった。

15日午前の短期金融市場では、無担保コール翌日物は0.07─0.075%付近での取引。主な取り手は地銀、証券など。準備預金の積みの最終日だが波乱はなかった。年金定時払い日となり、余剰地合いとなっているため、資金需要は限られた。

ユーロ円3カ月金利先物はポジション調整。中心限月2014年6月限は前営業日清算値比1ティック安の99.735。

<11:05> 国債先物は反発、長期金利0.740%に低下

国債先物は反発して午前の取引を終えた。前日に売り込まれた反動もあり、買い戻しが先行。日経平均株価の大幅反落を確認すると、買いの勢いが増す場面があった。もっとも、本格的な夏季休暇を迎えているため市場参加者は少なく、出来高に厚みを欠いた。14日のLIFFE円債市場の先物9月限の清算値が大引けを上回ったほか、同日の夜間取引も強含みで推移したことも材料視されていた。現物債は中盤まで先物主導の展開で長期ゾーンが強含みで推移していたが、期待された日銀オペがオファーされなかったため、利回りの低下幅を縮小させた。超長期ゾーンは終盤に益出し優勢。一方、中期ゾーンには銀行勢などからの積み増し需要が見られた。

国債先物中心限月9月限の前引けは、前営業日比13銭高の144円07銭。10年最長期国債利回り(長期金利)は同1bp低い0.740%。

<10:30> 長期金利の低下幅縮小、日銀オペ見送りで一部に失望感

長期金利の低下幅が縮小。10年最長期国債利回り(長期金利)は一時前営業日比1.5bp低下の0.735%を付けていたが、足元では同1bp低下の0.740%と低下幅を縮小している。市場では「きょうも日銀の国債買い入れオペへの期待が一部にあった。前日の日銀オペで残存期間5年超10年以下がオファーされなかったことで、同ゾーンのオファーを仮定した買いが先行していたようだ」(国内証券)との指摘があり、失望感からの売りが見られるという。

<09:35> レポGCレート高止まり、ユーロ円金先は動意薄

レポ(現金担保付債券貸借取引)GCは高止まり。市場では「前日に国債発行要因などで強含みとなったT+1のレートは0.09%台から0.10%近辺に上昇する可能性が出てきている。前日の資金需要の強さが続いている印象だ」(国内金融機関)との見方が出ていた。

日銀は、朝方の定例調節で即日実施のオペを見送った。無担保コール翌日物金利は0.07─0.075%付近での取引。主な取り手は地銀、証券など。準備預金の積みの最終日だが波乱はない。年金定時払い日となり、余剰地合いとなっているため、資金ニーズは限定的。

ユーロ円3カ月金利先物は動意薄。中心限月2014年6月限は前営業日清算値比0.5ティック安の99.740。

<09:20> 国債先物は上昇幅拡大、株大幅反落を材料視

国債先物が上昇幅を拡大。足元の中心限月9月限は前営業日比20銭高の144円14銭近辺で推移。市場では「日経平均株価が大幅反落で始まったことが、買い材料視されている。円債市場の需給は悪くないため、崩れにくい展開」(外資系証券)との声が聞かれた。10年最長期国債利回り(長期金利)は前営業日比1.5bp低下の0.735%、5年113回債利回りは同1bp低下の0.270%での取引。市場では「国債先物が強含む中、円債の残高を落としたくない投資家の買いがみられる」(同外資系証券)との見方が出ていた。

財務省が発表した8月4日―8月10日の対外及び対内証券売買契約等の状況(指定報告機関ベース)によると、対内株式投資は1486億円の資本流出超、対外債券(中長期債)投資は1兆6148億円の資本流出超、対内債券(中長期債)投資は4039億円の資本流入超となった。また、対内短期債投資は2752億円の資本流出超となった。国内勢の外債買い越しについて市場では「4月から6月にかけて基本的に売り越し基調だったが、2日の米雇用統計の発表を経て米国の緩和縮小も既定路線となり、米10年債利回りが2.6%近辺で安定してきたので、国内勢は外債の残高を戻してきている印象だ」(同外資系証券)との指摘がみられた。

<08:46> 国債先物は反発でスタート、買い戻し先行

国債先物は反発でスタート。9月限の寄り付きは前営業日比13銭高の144円07銭。市場では「前日に売り込まれた反動もあり、まずは買い戻しが先行。日経平均株価が反落することを想定した買いもみられるようだ」(国内証券)との声が聞かれた。14日のLIFFE円債市場の先物9月限の清算値が大引けを上回ったほか、同日の夜間取引も強含みで推移したことも材料視されているとの見方が出ている。

<08:32> 翌日物は0.07─0.075%付近、積みの最終日だが波乱なし

無担保コール翌日物は0.07─0.075%付近で取引されている。主な取り手は地銀、証券など。大手行は0.06%、0.065%ビッド。市場では「準備預金の積みの最終日だが、波乱はない。年金定時払い日となり、余剰地合いとなっているため、資金需要は限定的」(国内金融機関)との声が聞かれた。

日銀によると、朝方の金融調節を見送った場合、当座預金残高は83兆2000億円、準備預金残高は64兆円程度となる見込み。

<07:15> 翌日物は0.07%中心か、当預残は83.2兆円の見込み

無担保コール翌日物は0.07%を中心に取引される見通し。準備預金の積みの最終日だが、市場では「波乱要因に乏しい」(国内金融機関)との声が出ている。地方銀行や信託銀行の一部で資金需要が想定されている。きょうは年金定時払い日となり、余剰地合いとなる。

14日の加重平均金利(速報ベース)は、前営業日比0.001%低い0.072%だった。

日銀が朝方の金融調節を見送った場合、当座預金残高は14日に比べて4000億円増の83兆2000億円程度になる見込み。残り所要積立額は500億円。 ールオーバーナイト金利先物(TFX)<0#JOV:>

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*統計に基づく世論調査ではありません。