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はぐステ 一言メッセージ

2013/07/29

はぐステ 一言メッセージ

はぐステ開設時から連載してきた「第一線の研究者による子育てアドバイス」。毎回“肩の力を抜いて楽しく子育てできるヒント”を、第一線で活躍される先生方より、バラエティに富んだアドバイスをいただいてまいりました。はぐステは8月末日をもちまして終了となりますが、最終回は、はぐステ、そして、はぐステを読まれていらっしゃるみなさまに向け、一言メッセージをいただきました。先生方、そして、読んでくださったみなさま、どうもありがとうございました! はぐステが、少しでもみなさまのお役に立てましたら幸いです。

徳田克己 先生
徳田 克己(とくだ かつみ)
ハグをすると心理的効果だけでなく、“オキシトシン”というホルモンが分泌されます。痛いの痛いの飛んでいけ!と、さすると痛みは和らぎます。“オキシトシン”は哺乳類に必ずあって、例えば、犬をなでると、なでる人間にも、なでられた犬にも“オキシトシン”が出ます。たくさんハグすると傷口のある子どもは傷口の回復がよくなります。このように、ハグすると気持ちいいだけでなく、体の中のホルモンからもよい効果があることが最近の研究でわかってきました。はぐステを見ている親御さん、ぜひ、お子さんとたくさんハグしてください。

水野智美 先生
水野 智美(みずの ともみ)

どのお子さんにも発達のでこぼこがあります。でこぼこの大きな子、目立たない子、様々ですが、どの子も発達にでこぼかがあることをお母さんたちにご理解いただきたいです。うちの子ダメだわーと、お子さんの悪いところに目を向けるのではなく、できるところ・よいところをいっぱい褒めてあげると子どもはどんどん伸びていきます。お子さんがお母さんから認められていると感じる、そんな環境で育つことを願っています。

西館有沙 先生
西館 有沙 (にしだて ありさ)

いろいろなテーマでお話をさせていただきましたが、はぐステというサイトが私達研究者と、お父さまやお母さま方とをつなぐ素敵な場になってくださり、とてもうれしかったですし、今回終了してしまうのは残念に思います。またこのような子育てを応援するサイトが立ち上がり、再び、みなさまと繋がれたらと思っております。どうもありがとうございました。

大越和美 先生
大越 和美(おおこし かずみ)

私自身が、現役で子育てしているときに、こんなサイトがあったらよかったのにと思いました。また、子育てまっただ中の方にとっては、とてもためになるサイトでしたので、なくなってしまうのは残念に思います。ヤダヤダ期のことを書かせていただきましたが、子どもがかわいいからと、お父さんやお母さんが先回りしてあれこれ世話をやくのは、子どもの発達を止めてしまうことに繋がります。子どもが何歳になっても、親は世話をやきたくなってしまいますが、見守る強さを持ってください。私も娘達のことを見守ります。

安心院朗子 先生
安心院 朗子(あじみ あきこ)

はぐステに掲載する=調べて書くということがとても勉強になり、私自身のプラスになりました。毎回どのように載されるのか楽しみでした。また、はぐステの他のページを読むことで、自分と同じような悩みをもっているんだなぁと思ったり、自分自身の子育ての参考にもさせていただきました。今後、違う形のサイトができても楽しみにしています。

西村実穂 先生

西村 実穂(にしむら みほ) 小児科へのかかり方を書かせていただいたときに、それまでは、なんでこれくらいのことがわからないんだろう、これくらい準備してきてくれれば…などと思っていたのですが、掲載後にお母さん達から反応をいただきまして、お母さんたちの不安な気持ちがよくわかりましたし、どう関わって欲しかったのか、どう言って欲しかったのか、改めて気づかされる貴重な機会となりました。どうもありがとうございました。