「大元隆志さん、ぼくはサラリーマンをバカにしてません」という記事を書いたところ、大元さんからお返事をいただきました。
ASSIOMA(アショーマ) » イケダハヤトさんへ、すっかり変わってしまいましたね
人は変わるものです
まず第一に、人間は変わるものですから仕方ありません。それはもう、そういうものなので仕方ないでしょう。ぼくから見たら大元さんも「変わってしまった」ので、お互い様ですね。そんなことを嘆くつもりはお互いにないでしょうけれど、一応書いておきます。
攻撃的なのはどちらでしょうか
ただ一点、大元さんはぼくを「攻撃的」と表現しますが、それはあなたにも当てはまることのみ、事実として指摘しておきましょう。
たとえば、あなたが吐いた次の言葉は、攻撃性に満ちあふれていますよ。このやり取りを始めたのも、あなたがこうして、ぼくに対して石を投げてきたからなわけです。
盆休みもなく毎日サラリーマンに唾はきかけて生きる方が僕は嫌ですね。フリーランスが銀行員を馬鹿にして優越感感じる時代になったのかと思うと感慨深いです。ハヤト君はもっと合コンにいくべきだと思うんだ。ネットの噂より女の子の評価基準は超シビア。 現実世界では銀行員>フリーランスなのよね…
あなたは、文章が持つ攻撃性というものを十分に理解せずに、それを振るっているように見えます。自分の攻撃性に気づいているでしょうか。
参考までに、ぼくの攻撃原理は次のようなものです。
①特定個人を名指しで批判しない(ただし、今回のように石が飛んできた場合は別です)
②他者批判ではなく「社会批判」を行うようにする
たとえば「台風だろうが地震だろうが、危険を冒してでも出社するのは『儀式的』だ」という批判も、ぼくはそれを行う個人を名指しで否定しているわけではありません。「個人」ではなく、「社会」の問題として捉えています。
しかし、昨年から社会批判や自分の考えに同調しない人に対する攻撃的な発言が目立つようになり、自ら進んでイケダハヤトさんの記事を読むということはしなくなりました。
というわけで、「社会批判」については仰る通りです。ぼくはこの世の中がおかしいと思うので、問題提起を行います。言わないと気持ちわるいですからね。
が、「自分の考えに同調しない人に対する攻撃」というのは心外極まりありません。自分の意見に対する同調なんてどうでもいいですよ。ぼくはそんな暇な人間ではございません。今回のように、あることないこと名指しで言われたときは、反論しておくだけです。
さて、これは捉え方ですが、ぼくから見ると、大元さんの方が攻撃性豊かに見えますよ。
あなたは、同調してくれる「友だち」がたくさんいるフェイスブック上で、ぼくに対する皮肉たっぷりの中傷的発言を行っています。いやですね、130人以上の人が「いいね!」しているじゃないですか。ぼくはけっこう傷つきましたよ。皮肉っぽいのも嫌ですね。攻撃をするなら、正々堂々逃げずに語ってください。あなたの言葉は迂遠です。
ぼくは、あなたのような形で個人批判を行うことはありません。それはぼくの攻撃原理(こちらから個人攻撃はしない)に反するからです。ぼくはあくまで、社会批判以上のことは行いません。
まぁ、こんなものは端から見たらどっちもどっち、くだらないやり取りです。
とりあえず一点、あなたはぼくの攻撃性を嫌悪しているようですが、あなたもまた攻撃的な発言を行うひとりであることをご理解ください。美しいビジョンはすばらしいですが、もの書きが聖人になろうだなんて、そんなことは土台、無理な話なのです。