ナインティナインの岡村隆史(43)が14日、東京・Bunkamuraシアターコクーンで上演中の市川海老蔵(35)自主公演「ABKAI」で初めて歌舞伎の舞台を踏んだ。
「はなさかじいさん」で海老蔵が白犬役、岡村は一寸法師役で登場。1か月間の特訓で何度も見得(みえ)を切って見せ「勧進帳」で弁慶が引っ込む時の動きでおなじみの「飛び六方」など歌舞伎の難しい動きに挑戦。海老蔵のアドリブに頭を混乱させながらも、無事に出番をこなした。
客席は拍手と爆笑の渦。出演の約5分間は海老蔵を食う盛り上がりで「岡村屋!」の掛け声も。カーテンコールでは得意のブレークダンスも披露。出演を終えた岡村は「ずっと口内炎が治らず、めちゃくちゃ緊張した。海老蔵さんの感想知りたいが、まだ聞けてない。歌舞伎の世界はホンマ大変」とぐったり。この日の出演料は4万3000円という。
この模様はフジテレビ系「めちゃ×2イケてるッ!」の「岡村オファーがきました」コーナーで21日放送予定。これまでSMAPやEXILEのライブ、ミュージカル「ライオンキング」などに出演。今回はネット番組で共演した際、海老蔵の案で出演に。前日の舞台稽古では「よくぞここまで」と話すなど頑張りをたたえていたという。
[2013/8/15-06:03 スポーツ報知]