参院選:「1票の格差」全国で提訴 47選挙区の無効請求
毎日新聞 2013年07月22日 12時25分(最終更新 07月22日 12時33分)
「1票の格差」が是正されないまま都道府県単位の区割りで実施した21日の参院選は憲法違反だとして、弁護士グループが22日、47都道府県の選挙区について、選挙無効を求める訴えを全国14の高裁・高裁支部に起こす。全選挙区を対象とした提訴は初めて。
グループは二つあり、升永英俊弁護士らのグループが全選挙区の無効を求める。山口邦明弁護士らのグループは広島選挙区の無効を求めて広島高裁に提訴し、後日、東京高裁でも起こす予定。
投票日当日の有権者数によると、議員1人当たりの有権者数が最少の鳥取と最多の北海道の格差は4・77倍だった。(共同)