【西川迅】原子力規制委員会は14日、東京電力福島第一原発の廃炉作業の安全確保策などを盛り込んだ東電の実施計画を認可した。ただ、海などに漏れ出ている汚染水対策を早急に進めることなど、12項目にわたる注文をつけた。
計画は、原子炉などの監視や核燃料の適切な貯蔵、放射能汚染水の処理、作業員の被曝(ひばく)線量の管理などの方法や手順を定めた。廃炉が決まっている1〜4号機は燃料の取り出しなどの作業を早期に終え、5、6号機は冷温停止を安定的に継続するための安全対策を盛り込んでいる。
政府と東電はすでに、廃炉に向けた作業のスケジュールなどを盛り込んだ工程表(ロードマップ)を策定している。今回の実施計画は、作業を進めるうえで、施設全体の危険度を下げ、敷地内外の安全を確保することを目的にしている。