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【サッカー】本田 南アW杯以来のFK弾も 「4点取れなかったことが反省」2013年8月15日 紙面から
◇キリンチャレンジカップ2013 ウルグアイ4−2日本サッカーの日本代表は14日、宮城スタジアムで行われた国際親善試合、キリンチャレンジカップでウルグアイと対戦し、2−4で完敗を喫した。欧州組を含むほぼベストメンバーで臨んだ日本だが、2010年ワールドカップ(W杯)で4位のウルグアイに大量4失点。後半にはFW本田圭佑(27)=CSKAモスクワ=、香川真司(24)=マンチェスター・ユナイテッド=がそれぞれゴールを決めたが反撃も及ばなかった。 2010年W杯1次リーグ最終戦のデンマーク戦以来、約3年2カ月ぶりに決めた直接FKのゴールにも、本田はニコリともしなかった。2点目を奪った後半27分、軽く遠藤と手を合わせただけで、硬い表情のまますぐプレーに戻っていった。 「FKは長い間決めてなかったので決めたかった。前半、相手GKに読まれていると感じたので、相手の重心とか見て蹴る直前に右に蹴ろうと変えた。反応が遅れてラッキーだった」 香川の得点も演出して1ゴール1アシスト。しかし、本田は全く納得していなかった。その一方で、重い4失点にも全く動揺していない。 「4点入れられなかったことが反省。自分ももう1ゴール、1アシストはいけた。負けた時は次から次へとネガティブなことが出てくるけど、こういう時こそポジティブにならないと。麻也(吉田)や今ちゃん(今野)は責任感強いから…。失点は受け止めなければならないけど、ネガティブになる必要はない。やられたからといって引くのはナンセンス。このやり方を貫く。信念を曲げずにやる」 コンフェデ杯、そしてこのウルグアイ戦と失点を重ねたことに危機感はない。むしろ強豪からの得点をさらに重ねることを重要視している。それは取られても、さらにゴールを奪い返すというザッケローニ監督の姿勢とも一致している。 試合の2日前、ピッチ上でザッケローニ監督と約20分間も話し合った。「(監督と話したことができたかは)90分間の中で半分くらい。あえていうならポジショニング。今まで受けていた位置ときょうの試合で受けていた位置を見てもらえばわかります」と本田は言い切った。より高い位置で受け、より速い攻撃へつなげる。W杯までの残り1年を、本田は「攻め」の1年と考えている。 (荒川敬則) PR情報
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