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【プロ野球】

里崎サヨナラ弾 ロッテ4・5差接近

2013年8月15日 紙面から

◇ロッテ6−5楽天

ロッテ−楽天 延長11回にサヨナラ本塁打を放ち、大喜びのナインに祝福されるロッテ・里崎(中央)=QVCマリンで

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 ロッテが今季6度目のサヨナラ勝ちで3連勝を飾った。5−5の延長11回、先頭打者の里崎が今季1号本塁打を放ち、試合を決めた。楽天は8回から救援した青山がリードを守れず、チームは6月22日以来の2連敗を喫した。

 粘り、しぶとさが持ち味のチームが本領発揮した。同点の11回。里崎の放った打球は右翼ポール際、マリーンズファンの中で弾んだ。今季初アーチがサヨナラ弾。首位・楽天に連勝。ガッツポーズを繰り返しながらダイヤモンドを一周し、本塁を踏むと仲間からボカボカと頭をたたかれた。

 お立ち台に上がり「入ってくれ、という思いでいっぱいでした。僕が前に打っていれば(試合は)決まってましたから」。8回の勝ち越し機に凡退。責任を感じていた。それだけに、勝利を決めた一発に、普段は冷静な正捕手も興奮気味にまくし立てた。

 しぶとい。最大4点差をひっくり返した。すでに昨年の20度を上回る23度目の逆転勝利。試合中、ベンチの最前列で大声をあげ、選手を鼓舞した伊東監督も試合後は声を枯らしながら「総力戦で勝ち取った。全員でつかんだ勝利だ」と喜んだ。

 楽天に4・5差。じわりじわりと首位の背中が見えてきた。前評判の低かったチームが逆転優勝へ、全員野球で望みをつないだ。 (水足丈夫)

 

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