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【福井発】

秋篠宮ご一家来県 恐竜博物館見学 悠仁さま熱心に

2013年8月11日

恐竜の化石などを見学される秋篠宮さま、紀子さま、眞子さま、悠仁さま=10日午後、勝山市の県立恐竜博物館で(代表撮影)

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 秋篠宮ご夫妻と長女眞子さま、長男悠仁(ひさひと)さまは十日来県し、勝山市村岡(むろこ)町寺尾の県立恐竜博物館を見学された。眞子さまと悠仁さまの来県は初めて。恐竜に興味を持つ悠仁さまらの夏休みを利用しての私的な旅行で、県内に数日間滞在する。 (尾嶋隆宏)

 小学校一年の悠仁さまは二〇一一年夏ごろから、恐竜に関心を持ち、同九月にご夫妻と都内の恐竜展を見に行っていた。今回の訪問は、西川一誠知事が秋篠宮さまにご招待したい考えを伝えて実現した。

 秋篠宮ご一家は、一般入館者が帰った午後五時ごろから、東洋一特別館長らの案内で館内を見て回った。勝山市での化石発掘調査二十五周年を記念した特別展(県立恐竜博物館主催、日刊県民福井・中日新聞後援)の会場では、県内で化石が発見された草食恐竜のフクイサウルスなどの復元骨格を熱心に見ていた。

 悠仁さまは、肉食恐竜フクイラプトルの全身骨格の組み立て体験コーナーで、外れていた左足の骨を抱えて、反対側の足の骨格を小走りで確認するなど楽しそうだった。

 宮内庁によると、ご一家はこれに先立ち、同市北谷町の化石発掘現場も訪問。悠仁さまはハンマーを使って植物や貝類の化石を見つけた。

 秋篠宮さまの来県は、大野市で開かれた「湧水保全フォーラム全国大会」に合わせた〇七年十月以来。〇二年七月にはご夫妻で県立恐竜博物館を見学している。

県民にとって光栄

 西川一誠知事の話 秋篠宮家の皆さまに、県立恐竜博物館をご視察いただき、県民にとって誠に光栄なことであり、心からお礼申し上げる。全長十五メートルの大型草食恐竜のカマラサウルスなど、数々の標本を興味深くご覧いただいた。今回のご訪問をきっかけに博物館の一層のレベルアップを図るよう努めていきたい。

 

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