ペルーの首都リマ郊外で強盗に襲われる事件に遭った柄本明【拡大】
俳優、柄本明(64)がペルーの首都リマ郊外で現地時間10日午後2時半(日本時間11日午前4時半)ごろ、NHKの番組で現地の子供たちの劇団を取材中、武装した強盗に襲われる事件に遭ったことが14日、分かった。
関係者に入った連絡によると、強盗は2人組の男とみられ、銃を発射しながら威嚇。柄本はNHKの外部委託したスタッフ4人とマネジャーの計6人で現地入りしていたが、強盗はスタッフのカメラなど撮影機材を奪って車で逃走したという。
6人にけがはなく、14日現在、柄本は飛行機で帰国途上にある。所属事務所はサンケイスポーツの取材に「無事でよかったが、柄本は大きなショックを受けており、それが心配」と話している。現地は治安があまりよくないためガードマンを雇っていたが、不意をつかれたようだ。
番組は2011年4月から放送されているBSプレミアムの旅番組「旅のチカラ」(水曜後9・0)の最終回。9月18日の放送予定だったが、予定通り放送するかどうかや海外取材のリスク管理体制などについて、改めて局内で検討されるものとみられる。
(紙面から)