【ロンドン=欧州総局】14日午前のロンドン株式相場は反落。FTSE100種総合株価指数は午前10時現在、前日終値に比べ24.46ポイント安の6587.48で推移している。構成銘柄の6割超が下落している。
英中央銀行の議事録で低金利政策継続の新指針を巡り反対票が出たことが明らかになり、株価の重荷になっている。配当落ちに伴い下落する銘柄も目立つ。
前日に買われた鉱業株がほぼ全面安。鉱業のリオ・ティントやユーラシアン・ナチュラル・リソーシズ(ENRC)などが売られている。
配当落ちの自動車部品のGKN、医薬品のアストラゼネカ、酒類のディアジオなども安い。
一方、アナリストが目標株価を引き上げた航空のインターナショナル・エアラインズ・グループは上昇。
旅行のTUIトラベルや、製糖のテート・アンド・ライルなども高い。
4~6月のユーロ圏域内総生産(GDP)が前期に比べて7四半期ぶりのプラスとなった。統計が発表となったロンドン時間午前10時以降、ドイツやフランスの株価指数は小動き。
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