ロンドン外為:スイス・フランが対ユーロで下落-GDP統計で
8月14日(ブルームバーグ):14日午前のロンドン外国為替市場では、スイス・フランがユーロに対し下げ、1カ月ぶり安値となった。ユーロ圏経済が4-6月(第2四半期)にリセッション(景気後退)から脱却し、安全資産としてのフランを求める動きが後退した。
ロンドン時間午前10時43分(日本時間午後6時43分)現在、フランの対ユーロ相場は前日比0.4%安の1ユーロ=1.2418フラン。一時は1.24285フランと、先月11日以来の安値となった。
ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.3246ドル、対円では1ユーロ=130円15銭でほぼ変わらず。円はドルに対してもほぼ変わらずの1ドル=98円25銭での取引。
欧州連合(EU)統計局(ユーロスタット)が発表したユーロ圏の4-6月域内総生産(GDP)速報値は前期比0.3%増加。ブルームバーグがまとめたエコノミスト41人の予想中央値は0.2%増だった。
原題:Swiss Franc Weakens as Euro-Area Economy Grows; PoundAdvances(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:ロンドン Neal Armstrong narmstrong8@bloomberg.net
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更新日時: 2013/08/14 18:52 JSTニュース一覧
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