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ネットの偏った「慰安婦」憂慮 学者らが情報サイト開設

写真:「慰安婦」問題を知るためのサイト「ファイト・フォー・ジャスティス」の開設を記者会見で発表する吉見義明さん(中央)ら=東京都千代田区の弁護士会館、桜井泉撮影拡大「慰安婦」問題を知るためのサイト「ファイト・フォー・ジャスティス」の開設を記者会見で発表する吉見義明さん(中央)ら=東京都千代田区の弁護士会館、桜井泉撮影

写真:サイト「ファイト・フォー・ジャスティス」より拡大サイト「ファイト・フォー・ジャスティス」より

 【桜井泉】旧日本軍の「慰安婦」問題を研究し、日本政府の責任を追及している学者らが「慰安婦」問題を知るためのウェブサイトを開設した。「慰安婦は存在しなかった」「強制はなかった」といった記述がネット上に広がる現状を憂慮し、「史実に基づき、正しく歴史を学ぶためにサイトをつくった」という。

 サイト「ファイト・フォー・ジャスティス(FIGHT FOR JUSTICE)」(http://fightforjustice.info/)を立ち上げたのは、日本近現代史専攻の吉見義明・中央大学教授、林博史・関東学院大学教授、フリーライターの西野瑠美子さんら。

 慰安婦問題に関するサイトとしては、1995年に日本政府の主導により発足し、2007年に活動を終えたアジア女性基金のサイト(http://www.awf.or.jp/)がある。基金は、国民の寄付による「償い金」と首相の「おわび」の手紙を元「慰安婦」におくるなどの事業を行ったが、吉見さんらは、犠牲者に対して日本政府による国家賠償をしなければならないと主張。女性基金の解決方法に反対し、そのサイトも内容が不十分だと訴えてきた。

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